KDDI 2011年夏モデル

落下試験や水没試験を何度か経験されている方なら、結構ショッキングな画像です。

NECカシオのG’zOne IS11CAは、IPX5/IPX8相当の防水性能と、IPX5Xの防塵性能を売りにしたタフネススマートフォンです。CPUはMSM8655 1GHz。G’zファン待望のデバイスですかね。

手にしてみるととにかくゴツイといった印象で、フィーチャーフォンと違って可動部分が無いので剛性感があります。アウトドア派にはもちろんですが、周囲の注目を浴びそうなこの奇抜なデザインに惹かれる人も多いのではないでしょうか。
展示会場内では、水槽に浸けるデモ展示が行われていましたが、静電式タッチパネルなので濡れた状態では上手く操作出来ませんでした。あくまでも防水性能であって、水中操作ができるという訳ではなさそうです。電池は1460mAh。

シャープからは2機種、AQUOS PHONE IS11SHとIS12SH。それぞれMSM8655 1.4GHzのCPUを搭載、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信などを備えたフルスペック端末です。

IS11SHは、約3.7インチのQHD(960×540)3D液晶を搭載し、液晶画面をスライドさせるとテンキーがあらわれるます。スマートフォン初心者でもフィーチャーフォンの様な使い勝手を得られる様になっていますが、キーには通話キーや終話キー、クリアキーが無いためフィーチャーフォンに慣れている少し戸惑うかも知れません。ゲームなどはメニューなどの操作は出来ますが、方向キーに対応しているゲームは殆ど無いようです。方向キーでゲームが遊べるようになれば、かなり面白い端末になりそうです。
 

IS12SHは、NTTドコモ向けのAQUOS PHONE SH12Cのau版といったところです。約4.2インチのQHD(960×540)3D液晶を搭載し、メインカメラの805万画素CMOSツインカメラで3D写真・3D動画を撮影可能となっています。ちょっと3D動画で遊んでみたいですな。
 

この2機種には、スマートファミリンクというアプリがプリインされていて、AQUOUSブルーレイやAQUOSと無線LAN接続することでAQUOS PHONEで録画した番組を観たり、AQUOS PHONEで撮った写真や動画をAQUOSの大画面で楽しむことができるます。AQUOSブルーレイで撮った番組を別の部屋で観たり、寝ながら観たり・・・と、かなり楽しめそうな機能です。
ちなみに、IS12SHで撮った3D写真や3D動画をAQUOS 3Dで楽しむには、HDMI接続する必要があるそうです。

ソニーエリクソンのXPERIA acro IS11Sは、au初のXperia。クリアブラックパネルやモバイルブラビアエンジン、高感度撮影にも強いExmor R for mobileはそのままに、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信など日本向けの機能を網羅した全部入り端末です。この端末も先日発表となったNTTドコモのXperia acro SO-02Cのau向け端末となります。
基本的なスペックはXpreia arcと共通で、CPUはQSD8655 1GHz、日本向けの機能を盛り込んだ形となっています。Xperia arcと同様にHDMIケーブル接続による外部TVへのミラーリング表示は健在で、写真やムービー、ゲームの画面も大画面TVに出力できます。
 

富士通東芝モバイルコミュニケーションズのREGZA Phone IS11Tは、実機の展示はありましたが残念なことに電源が入らない状態での展示となっていました。約4.0インチの液晶とスライド式のQWERTYキーボードを採用し、文字入力にも強い点をアピールした端末です。縦二個分の使いやすいエンターキーが特徴となっています。
重量がちょっと気になりますが、IS02ユーザーとしては、気になる存在です。
 

iidaブランド初のINFOBAR A01は、auデザインプロジェクトで人気だったINFOBARがスマートフォンで蘇りました。カラーバリエーションは、鮮烈な赤が印象的なNIHIKIGOIや、チョコミントをイメージしたCHOCOMINT、HACCA、KUROなどボタンのカラーや表面の光沢・マット仕上げなどで個性を持たせています。外観だけではなく、UIもINFOBAR専用にデザインされ、メール、ブラウザー、アプリなどが縦方向に並ぶわかりやすいメニューとなっています。階層が無く、見やすいので初スマートフォンユーザーにも使いやすいと感じました。

ちなみに、デザインだけの端末かと思っていましたが、動作は軽くストレス無く動きました。それもその筈、CPUはAQUOS PHONEと同じMSM8655 1.4GHz。ここまでこだわっていれば、デザイン、機能、使いやすさ、速度すべて文句なしの端末といえるのではないでしょうか(電池容量以外は…)。
 

以上!


2011.05.18 Android ~2011


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2 Responses to “KDDI 2011年夏モデル”

  1. なぶなん |

    毎回思うんですが、国産はバッテリー容量が少ないですよね。その割に、機能がどっさり。この辺は直りませんね汗

  2. hiraper |

    なぶなんさん♪

    恐らくはどれだけ電池が持たなければならないという内部規定に基づいて設計していると思いますし、キャリアからも要求があると思います。で、基本的に素の状態でどれだけ持つかという検証方法でしょうかね。もしくは、携帯電話としての機能のみでの検証とか。

    この辺りの規定というか考え方が海外キャリアとは違うのかも知れません。

    電話として今も使っているT-01Aは標準電池でも結構持つのでびっくりします。キャリアの想定の通りの使い方なのかも(笑)