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モバイラーは荷物が多い？

平日はGalaxy Tab 10.1、VAIO、iida、ATRIX、Blackberry9800がレギュラーメンバーで、これに加えて新デバイスがあったり、ポケットバッテリーや開発中のテストプロダクト、ケーブルや時々デジカメ、持って帰って処理する（つもり）の書類があったりで、なかなかの重量を毎日持ち歩いています。そう、私は馬鹿です。

これに加えて、さらにずっしりと重いアイテムが一個増えてしまいました。

このnPower Pegは実測333g、デバイス2台分ですか・・・・1年ほど前に注文しましたがなぜか先週になってひょっこり到着し、しかも薄汚れたボディーが嫌な雰囲気。

でもですよ、これ、モバイラーにとっては永遠の課題である充電環境を補助してくれる夢のアイテム（になるはず）なんです。

nPower Pegは、振動を電気に変えてくれる発電機。

歩行による上下運動を電気に変えて内蔵バッテリーに蓄電っちゃうんですよ。
詳しい構造はわかりませんが、磁石で中の重りを浮かせて、その重りの上下運動で発電しているようですね。あまり軽くては発電すらできませんので、この333gという重量になっているようです。

さて、カタログスペックですと、急ぎ足で一分の程度の歩行でiPod Nanoを一分再生、11分の歩行でiPhone 2Gが2分通話可能、26分の歩行でiPhone 3Gの場合は1分の通話が可能らしいです。←過度の期待は禁物ですよ。

終電逃した時にとぼとぼと一時間掛けて帰るときもありますが、テストだけのために歩くのは嫌です。で、めんどくさいのでバックパックに入れてバイクで200キロほど走ってみましたよ。バイクにしたのは振動が多いからなんですが、実はそのうち90キロぐらいは高速道路。フラットで振動もない状況でだったという。。。。いいんです、テストが目的じゃなくって、バイクに乗ることが目的なんですから(笑)　　でもね、普段は「ちゃんと舗装しろよ！」と思ってしまうギャップを乗り越えるたびに、「おぉ、2mAh稼いだかな？、おぉ、今のギャップは3mAh来てるぜ。。。」とか楽しめてしまうのはこのnPower Pegの持つ魅力でしょうか。←おぃ！

で、帰ってきてATRIXにつないでみたら10分ほどで充電ストップ。うーん・・・・ガソリン代と高速代金返してほしいですな。
nPower Pegは垂直に固定する必要がありますが、バイクは前傾姿勢ですし、バックパックに入れている本体も前傾だとあまり効果はないのかなと。もちろん、振動の周波数が歩行用に最適化されていて、より高周波の振動は駄目なのかも。実際、通勤時に往復15分/日ほど歩くのですが、丸一日たってからATRIXに繋げてみると約2分で充電ストップしました。