Galaxy NEXUS(UK版)がやってキタ!
と言っても、UKでのキャリア契約込みでの販売分なので、とりあえず今回は 1台のみ入手。キャリア契約の必要ないモデルもまもなく発売される予定なので、ショップでのアンロックモデルの販売は、もう少しお待ちください。
※各写真をクリックすると大きな画像が表示されます。
それでは、ざくっと触ってみて気付いた点などご紹介します。
こちら Nexusシリーズでおなじみの白地でシンプルなパッケージ。
パッケージを開けると、ドロイド君と Galaxy NEXUSがお目見え。内容物は、ACアダプタ、USBケーブル、イヤホンタイプのヘッドセット、クイックガイドというシンプルな構成。
本体を取り出したところ。正面に保護シールが貼ってあるんですが、一目見て嫌な予感。 Nexus Sの悪夢が蘇ります。正面パーツの端部がラウンドしているだけでなく、かなり不均一なんです。液晶保護シート作成しますが、かなりマージンを取ったものになってしまいそう。
液晶上側に、受話口、ライトセンサー、近接センサー、1.2MPインカメラ。
液晶下側には、タッチスクリーンの一部である Back、Home、Recent Appsのバーチャルボタン。
上部(バックカバーとの境目)に、スピーカーホン使用時のマイク穴と、カバーを開けるための引っかかりがあります。
下部には、3.5mmイヤホンジャック、マイク穴、microUSB端子。
正面向かって右側に電源ボタンと 3つのピン端子。
正面向かって左側には音量上下ボタン。
背面には、5MPメインカメラとLEDフラッシュ、スピーカー孔。
バッテリカバーは、上からバリバリと剥がしていくタイプで、カバーを取り付ける時は、下の方からはめていかないとキッチリはまらないようになってます。バッテリは1750mAh。SIMカードは、バッテリを外さなくても出し入れ可能。ただし、SIMカードを入れ替えると、「再起動しませんか?」と尋ねられます。 microSDカードスロットは無く、内蔵ストレージのみ。
こちら ICSの初期化している時のスクリーン。
起動直後の画面。最初から日本語が選択できます。
SIMが刺さってないと、こんな警告が表示されます。
初期設定時に、Google+への参加を勧められます。
クレジットカードの登録も勧められます。
所有者の名前は、どこで必要になるのか不明。 入力は、任意のようです。
初期設定が終了して、こちらが Android 4.0(Ice Cream Sandwich)のホーム画面。
こちら初期状態の端末情報。
初期状態のストレージ空き状況。
ブラウザとかマップをちょろっと見た状態のRAM空き状況。
初期状態のプリインアプリ(左)とWiFiをONにしたときのプリインアプリ(右)。なぜか WiFiをONにすると変化があります。(アルファベット順で分かりやすくするため、言語をEnglishにして、異なるアプリを赤で囲んでます)
ICS 新機能の顔認証ロック解除を試してみた。
セットアップを始めると、まずインカメラで自分の顔を点線の内側になるように映して、顔を認識させます。
最後に顔認識が失敗した時のために、もうひとつロック解除の方法を設定して、顔認識ロック解除の登録が完了。
さっそく顔認識でロック解除してみました。当然ですが、きちんとロック解除されます。ちょっと頬を膨らませたりしていても認識するようですが、変顔とかはアウトでした。ちなみに紙に印刷した写真ではNG、他のデバイスに表示させた写真だとロック解除されました。印刷した写真もキレイなものなら解除されちゃうかもしれませんね。
個人的に一番気になるNFC機能。Nexus S(左)は、アンテナがバッテリカバーに張り付いてましたが、Galaxy NEXUSは、背面のバッテリ下付近にアンテナが内蔵されているようで、カバーを外していても認識しました。これなら気軽にバッテリカバーを交換できますね。 追記(2011/12/02)Galaxy NEXUS のNFCアンテナは、iFixitの分解記事によると、バッテリに内蔵されているそうです。
さっそく、Suica Reader (Android マーケット)をインストールして、SUICAを読み取らせてみるとエラーでした。 4.0化したNexus Sでも同様の挙動だったので、Android側で何らかの仕様変更があったのだと思います。
NFCを利用した Androidビームという機能も試してみました。Androidビームを使うには、2つのデバイスでこの機能が使用可能な状態になっている必要があります。今回のお相手は、こちらの ROMを使って 4.0(ICS)化した Nexus Sさんです。
Androidビームの使い方例(その1)。まず送る側のデバイスでブラウザを開き、どこかのページを開いておきます。そして、お互いのNFCどうしをくっつけると、送る側の端末に「Touch to beam」と表示されるので、小さくなったブラウザの画面をタッチします。
すると、もう片方の受け側の端末でブラウザが起動して、同じページが表示されます。
Androidビームの使い方例(その2)。送る方のデバイスでマップを開き、ある地点を表示して、同じようにビームします。
すると、もう片方の端末のマップが起動して、同じ地点が表示されます。
こんな感じで、実際に使ってみると「ビーム」と言うよりは「タッチ」という名前が相応しいと思う次第です。とまあ、ネーミングはともかく、この機能は、とても簡単に相手に情報を伝えることができるので、これから出てくる端末には、どんどん搭載していってほしいですね。
さて、ここからは、他のデバイスとの比較写真です。
まずは、新旧Nexusシリーズの Galaxy NEXUS(左)と Nexus S(右)。Galaxy NEXUSの方がひとまわり大きいですが、背面がラウンドしているので、それほど手の大きくない自分でも片手持ちに違和感ないです。厚みとラウンド加減の比較写真は、Galaxy NEXUS(上)と Nexus S(下)です。
続いて、Galaxy NEXUS(左)と Galaxy S II SC-02C(右)。上下に少しずつGalaxy NEXUS の方が長いですが、大きさ的には同じくらい。Galaxy NEXUS の下部は少し厚くなってますが、手に持った感じは、むしろGalaxy NEXUSの方が持ちやすく感じます。
最後に、Galaxy NEXUS(左)と Galaxy Note GT-N7000(右)。それぞれ違った方向性を持つデバイスなので、あまり大きさの比較は意味がないかもしれませんが、こうやって並べてみると、あらためて Galaxy NEXUSの高精細具合と、片手持ちが苦にならないサイズ、全体のバランスが絶妙だと感じました。
まだ、少ししか触れてないGalaxy NEXUSですが、Android 4.0は、かなり使いやすく感じてます。次期デバイスを何にしようか迷っている人は、ぜひGalaxy NEXUS SC-04Dというか Android 4.0を触ってみてください。きっと、何かを感じることができると思います。
>Galaxy Nexus — The new Android phone from Google
>[ROM][AOSP] ICS build for Nexus S – v2 [WIP] – xda-developers
2011.11.22 Galaxy Nexus, Nexus S
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