Apple, iRadio をWWDCで発表するのか

Appleの無料インターネットラジオであるiRadioが、既に契約締結している米Universal Music Groupに加え、米ワーナーミュージック・グループとライセンス契約を締結したということで、6月10日から開催されるWWDC(Worldwide Developers Conference)での発表の可能性が高まりました。

iRadioって何でしょうか?
簡単にいうとインターネットラジオで、同じようなサービスを行っているものとしては有名なPandoraがあります。

どうやら記事によると、初期の段階の交渉では、レーベル各社は1ストリーム当たりの料金についてAppleがPandoraの半分の金額を支払うことに合意していました。しかし、現在の契約ではAppleがPandoraと同じ金額、もしくはそれ以上の金額を支払うことが定められているそうです。

アップルは5月にUniversal Musicと音楽ストリーミングサービスに関して合意に達したと報じられていますが、Sony Musicとはユーザーが一定時間再生した楽曲をスキップした際の発生する金額をAppleと現在も交渉していると報じられています。

なるほどー。Appleだとこれでもすごい額の利益がありそうですし、今後は世界展開も当然あり得ます。

更に情報によるとiRadioはユーザーの好みの曲を自動で選択してストリーミングする機能が搭載されるともいわれており、もし登場すれば音楽業界を一変させるサービスになる可能性が大いにあります。

しかしながら、Pandoraのユーザー数が2億人を突破している現状から考えると、AppleがiRadioを開始しても、数億人規模のユーザーを獲得するまではかなりの時間がかかるでしょうし、Pandoraに対抗又はそれを上回る魅力が必要になるのでしょうね。

Apple Is Said to Be Pressing for Internet Radio Deals


2013.06.3 apple


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