USB DACとAndroidとハイレゾ音源

Fiio E18というDACを買ってみました。

DACとはデジタルアナログコンバーターの略で、デジタルデータをアナログに変換してくれるデバイスのこと。もちろん、イヤホンからアナログ音声が出てくるので、スマートフォン本体にもこのDACはある訳ですが、どうしてわざわざ? と思いますね。

高集積化されテクノロジーのカタログみたいなスマートフォンですが、内部ではさまざまなノイズが飛び交っていますし、音声というより他の処理が優先されがちです。じゃ、音に関しては専用機に任せて、安定したハイグレードなサウンドを聞こうじゃないかってのがUSB DACの目的です。特にこのE18はAndroidスマートフォンのmicroUSBポートとデジタルで繋がってくれるんですよ。ただ、対応しているのは今のところ一部のデバイスだけなので、ちょっと調べてみました。

さらっと外観を紹介。

イヤホンアンプとしても使えますが、外付けバッテリーとしても使えてしまいます。
 

OTGに対応しているなら、USB Audio Player PROというアプリからデジタル出力が可能になりますが、かなり高いんです。まずは、このアプリ有り無しでどこまで使えるのか試してみました。ついでに、Moraからダウンロードしたflac(96kHz/24bit、約170MB)が再生できるのかもチェック!

- DACとflac - 対応機種リスト
機種 Ver. DAC flac DAC+flac DAC+flac+UAP※
HTC One 4.3 OK OK NG OK ※1
Xperia Z1 4.3 OK OK OK
Xperia Z Ultra 4.3 OK OK OK
Galaxy Note 3 4.3 OK OK OK
Galaxy Note 4 JP 4.3 OK OK OK
Lumia 1520 8.0 NG NG NG
BlackBerry Q10 10.2 NG OK NG
Galaxy J 4.3 OK OK OK
BlackBerry Q5 10.2 NG OK NG
HTC J Butterfly ? OK NG NG NG
Nexus 5 4.4.2 NG OK NG OK ※2
Galaxy Note 10.1 2014 4.3 OK OK OK
Galaxy Note 8 4.2.2 OK NG NG OK※2
BlackBerry Bold 9790 7.1 NG NG NG
Xperia Z JP 4.2.2 OK OK OK
Miix 2 8※3 8.1 OK OK OK

※UAPはアンドロイド用のアプリでUSB Audio Player PRO
※1 UAPをインストールしておくと他のPlayerでもOK
※2 UAPからしか出力できない
※3 アプリが必要

Xperia系、Galaxy系はさすがって感じです。BlackBerry Q5/10でもflacが再生できたのがちょい嬉しいです。

USB Audio Player PROに96000Hzって表示されてますよ。
 
 


2014.01.30 購入日記


RSS 2.0フィードでこのエントリーの更新情報を取得することができます。
コメントもPingも停止しています。