真夏に耐えられるディスプレーは?S6 edge、S5、Z3などと比較

 AMOLED
これからの季節、ディスプレーは最高輝度でも見づらく、放熱は追いつかず、もちろん電池もものすごい勢いで減っていきます。真夏に充電しながら動画撮影なんてできないのがフラッグシップモデルの証だったりして(笑)

Galaxy S6 edgeのディスプレーが外でも見やすいのは、最高輝度の時に彩度を上げているからじゃないのかな。AMOLEDの発色に好き嫌いがあるのはわかりますが、この彩度の高さがこれからの季節、いいかもよ。

ディスプレーの限界

手に持って操作するスマートフォンは、炎天下でもいつでもさくっと角度を変えて直射日光の反射を避け、手をかざしたり、自分の影を利用したりしながらディスプレーを確認していますので、下にある画像は現実的ではないのですが、敢えて比較のために撮影してみました。基本的には太陽光に勝てるディスプレーなんてものは存在しませんしね。
各社バッテリー消費や発熱と相談しながら最高輝度を設定しているので、明るいから性能が高いとは言えず、あくまでも視認性について各メーカーが同考えているかが覗けるテストだと思ってください。また、各社切磋琢磨して、少しでも省電力で、明るく、見やすいディスプレーを開発しています。その最高傑作のパーツを採用するのかどうかは、また別問題。例えが極端ですが、同じ社内でパネルを作っているから、それを採用すれば安くなる。。。とは言えず、コスト優先で他社のパネルを持ってくるってこともあったり。

テスト方法

昼の12時前後、直射日光が当たる場所にGalaxy S6 edge、S5、Xperia Z3、照度計(もどき)、BlackBerry Bold 9790を並べ、できるだけ視野角に差が出ないように撮影してみました。デバイスはすべて手動の最高輝度で、S6は画像の最適化をオンに。Z3は高画質モードでX-Reality for mobileをオンにしています。※今回のテストではZ3はダイナミックモードの方が良かったかもしれません。

ちなみに、こちらの画像ですが、直射日光の当たる場所に並べて斜めから撮影したもの。左からZ3、S6 edge、iPhone 5、S5です。ピントがあっておらず失敗画像なのですが、ディスプレーが点灯していることが分かる唯一の機種がS6 edgeでした。※S5もぼんやり色がついていますね。
 直射日光下

直射日光下での比較

このまま、真上から撮影してみました。照度は45900Lux、左からZ3、S6 edge、iPhone 5、S5です。
ここまで差が出るとは!
 直射日光

スマートフォンは日陰で使いましょう

日陰だとこんな感じです。3211Lux。先ほど57度あったZ3が一気に53度まで下がりました。
Z3は他の機種と比較すると、少しだけ彩度が低い感じ。S6のシャープさが際立っていますが、Z3もかなりシャープです。ほとんど未使用の新品とは言え、1年前の機種ということを考えるとすばらしいかも。Z4がどのように進化しているのか気になります。
 日陰の場合

これからの季節、ディスプレーの消費電力や発熱量は相当なレベルまで上がります。ハイスペックなスマートフォンをお使いの方は、カメラが使えなくなったり、輝度やクロックが勝手に落ちたりと、色々めんどくさいこともありますので、ご注意下さいませ~。
 
※Galaxyアンバサダープログラムの企画で「Galaxy S6 edge モニター」に参加しています。
 


2015.05.26 Galaxy S5, Galaxy S6, Galaxy S6 edge, Xperia Z3


RSS 2.0フィードでこのエントリーの更新情報を取得することができます。
コメントもPingも停止しています。