CLIQ のリカバリーイメージの入替えとROM焼き

cliq_ra_00.jpg
前回のroot取りの記事で、こちらの記事のSHXファイルを使用して、root化したんですが、そのSHXファイルを使えば、リカバリーイメージの入替えまでおこなえるはずだったんですが、どうもうまくいかなかったので、あらためてこちらを参考にリカバリーイメージの入替えをしてみました。


この作業は、root化していることが前提となります。まずは、CLIQ custom recovery imageをダウンロードして、CLIQに入っているmicroSDカードのルートにコピーしておきます。
>Motorola CLIQ Recovery

CLIQの Setting > Applications > Development > USB debugging にチェックして、CLIQとPCをデバッグ接続 > PCのコマンドプロンプトから、下記のコマンドを実行。

adb shell

# su

# flash_image recovery /sdcard/recovery-RA-cliq-v1.5.2.img

# exit

PCとUSBケーブルを接続したままだと、すぐにCLIQが再起動してしまうので、USBケーブルを抜いて、CLIQの電源をOFFにします。カメラボタンを押しながら、電源を入れると、BOOTLOADERメニューになるので、10秒以内にVolume Downキーを押します。
cliq_ra_01.jpg

無事、リカバリーメニューに入ると、Nexus Oneでも見慣れた画面に。これでROM焼きが可能になたので、さっそくHandler 1.4のROMをダウンロードして、焼いてみました。
cliq_ra_02.jpg

リカバリーメニューに入ったCLIQとPCを接続します。リカバリーメニューの「USB-MS toggle」で、PCからCLIQのmicroSDが見えるようになるので、ダウンロードした「Handler-1.4-update-signed.zip」ファイルをCLIQに入っているmicroSDカードのルートにコピーします。コピーが終わったら、ホームボタンを押して、リカバリーメニューに戻ります。あとは、Nexus Oneと同じ手順です。※CLIQのリカバリーメニューは、電源ボタンが決定、Backボタンが戻る、音量上下でメニューの移動となってます。

リカバリーメニューから Backup/Restore > Nand backup
リカバリーメニューから Wipe > Wipe data/factory reset
リカバリーメニューから Wipe > Dalvik-cache
リカバリーメニューから Flash zip from sdcard > SDCARD:Handler-1.4-update-signed.zip
リカバリーメニューから Reboot system now
cliq_ra_03.jpg
一度、CLIQが再起動して書き込みを完了。もう一度リブートさせます。

リカバリーメニューから Reboot system now

直後は、起動に時間がかかりますが、無事終了した模様。
cliq_ra_04.jpg

今回焼いてみたROMでも、MotoBlurは健在で、初期起動時にユーザー登録しないといけませんでした。うーん、次はこいつを追い出すか、封じ込めるか、最初からなかったことにしたいです。

T-Mobile Motorola CLIQ がキタ!(さっそくroot取り)
How To: Load a Custom ROM on the Motorola CLIQ | The Unlockr
[ROM] Handler 1.4 [3/16/10] – ModMyMoto – Software Modding Forums and Updates for Motorola Phones


2010.03.26 Android ~2011, CLIQ


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