LifeTouch NOTEと2画面シリーズ

京セラが2画面のAndroid携帯を発表して話題になりましたが、MWCの富士通とNECブースにも2画面のデバイスが展示してありましたので紹介します。

NECのデュアルディスプレーで折り畳めるLT-W Cloud Communicatorですが、すでにCESで発表されており、ご存知の方も多いと思います。左右で別の情報を表示できることは面白いとは思いますし、画面が物理的に2倍になるのはいいですよね。ただ、中央に線が入るので大画面としては使えませんね。実はこれ、静電容量ではないので多くの見学者が苦労して操作されていて、この時点ですでにコンシューマー向けではないとわかります。

また、LifeTouch NOTEが展示してありましたが、プリインストールされているはずの「ATOK for LifeTouch NOTE」は見当たらずちょっとしょんぼり。またTegra250な高速動作を期待しましたが、例えばゲームなどのグラフィック系アプリもインストールされておらず、なんとも評価できませんでした。
こちらも感圧式で当然マルチタッチには対応していません。キーボードがあるし、要らないって言えば要らないのかな。さすがにフルサイズに近いキーボードは、格段に打ちやすく、ストロークもしっかりありますので、「ATOK for LifeTouch NOTE」との組み合わせで長文入力もOKなアンドロイドデバイスになりそうですね。
「ATOK for LifeTouch NOTE」は、スペースキーで変換候補が選択できるようになっていると思われますので、Bluetoothキーボードユーザー用に売り出して欲しいっす。

続いて富士通のブースで遊んできました。REGZA Phoneが5台ぐらい展示してあり、お話を伺った方もREGZAを使われていて、スペインで私の黒と見せあいっこwwをしてましたっけ。で、この3台並んでいるREGZA Phoneは実はWiFiで接続されていて、どれか1台で撮影すると他の2台も連動してシャッターを切ります。WACという仕様を使っているそうで、アプリとしてインストールはできないサンプル展示です。マトリックスのような多眼カメラ風な使い方がREGZA Phoneできたりと面白そうです。


シーテックで展示されていた2画面携帯のニューバージョンも展示されていました。携帯版は縦にも横にもできる2画面ですが、Android版は取り敢えずの試作機、上下固定画面での紹介です。例えば下画面でサムネイルを並べてタップすると上画面で拡大表示、上はテキスト画面で下はキーボード等の使い方ができます。なんと手書き入力もサポートされていました。尚、通常のアプリを起動した場合は上下を合わせて1画面として表示されることになります。




今後、日本からは2画面ドロイドがどんどん出るのかも知れません。あ、3Dが先ですかね(^^ゞ


2011.02.17 Android ~2011, LifeTouch NOTE, MWC2011, T-01C


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2 Responses to “LifeTouch NOTEと2画面シリーズ”

  1. nanashi |

    2画面あるのだから、横に並べて平行法で見れば(略

  2. hiraper |

    nanashiさん♪
    ピントを遠くに置くやつですね。