[Xperia_Report] ワイヤレス デジタルペン「airpen Pocket」と Xperia arcを連携してみた

ぺんてるの airpen Pocket は、手書きで書き込んだメモなどをそのままデジタルデータに変換して、パソコン や スマートフォンに転送できるシステムです。エアペンとメモリユニットで構成され、メモリユニットには Bluetoothを搭載し、パソコン や スマートフォンへのデータ取り込みもワイヤレスで転送することができます。
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Androidデバイスでの使用条件は、OSが 2.1以上で、BTの SPPプロファイルに対応した端末となっている。メモデータの取り込みは、リアルタイムにメモを取り込める「オンラインモード」と、メモリユニットに記録したデータを後でスマートフォンなどに取り込める「モバイルモード」の2つの転送方法があり、状況に応じて使い分けが可能。

以下、実際に Xperia arcと連携して使ってみたレポートです。


まずは、Xperia arcに airpenNOTE for Android (PC用マーケット または Android端末用マーケット)をインストール。



次に、メモリーユニットと Xperia arcのペアリング。メモリーユニットの電源が入った状態で、Bluetoothボタンを押します。BluetoothがONになった状態で、Xperia arcの 設定 > 無線とネットワーク > Bluetooth設定 > Bluetooth にチェックを入れて有効にして、端末のスキャンをおこなう。「Mobile Pen」が見つかったら、これをタッチ。ペア設定では「0000」を入力して OK。

以上で、準備が完了です。



ここからは、実際の連携方法のご紹介。
まず、リアルタイムにメモを取り込める「オンラインモード」を紹介します。

メモリーユニットの電源を入れ、BluetoothをON。Xperia arcも BluetoothをONにして、メモリーユニットとペアリングしておきます。Xperia arc にインストールした「airpenNOTE」を起動して、上に並んだアイコンのうち左から2番目のアイコンをタッチ。メモリーユニットとの接続が始まります。



「オンラインモード」の接続が完了すると、「airpenNOTE」の画面が、下の写真のような「エディタ画面」になります。



「オンラインモード」では、デジタルペンで紙にメモを書くと、そのまま Xperia arcの「エディタ画面」に同じメモが表示されます。実際に試してみるまでは、ここまでそっくりになると思わなかったので、結構感動しました。



また、「オンラインモード」ならではの機能として、作業画面下の矢印で「ひとつ戻す」と「ひとつやり直す」が可能です。「実」という文字を囲んでしまった「囲み」を「ひとつ戻す」でなかったことにしました。このように紙のメモ書きでは難しい修正が簡単にできます。



メモの保存は、「エディタ画面」の左上から2番目の「保存」アイコンをタッチ。一番左の「戻る」アイコンをタッチすると、「ビュー画面」に移動しますが、保存せずに移動すると、保存確認のダイアログが表示されます。



「ビュー画面」では、メモの閲覧や、メモを画像ファイルとして各アプリに受け渡すことができます。画面下の真ん中のアイコンをタッチすると、各アプリとのメモの共有ができます。Evernoteだけは別格のようで、独立したアイコンがあります。



「ビュー画面」で「戻る」アイコンをタッチすると、「リスト画面」になり、さっきのメモが保存されているのが分かります。一連の作業が終われば、メモリーユニットの電源をOFFにすると、その間ペアリングも解除されます。

以上で、「オンラインモード」の紹介を終了。



つづいて、メモリユニットに記録したデータを後で取り込める「モバイルモード」を紹介します。

まず、メモリーユニットの電源を入れ、Bluetoothは OFFのまま、デジタルペンでメモを書きます。複数ページのメモも可能です。



メモリーユニットにメモがある状態で、Bluetoothを ONにして、Xperia arcとペアリングします。Xperia arc にインストールした「airpenNOTE」を起動して、上に並んだアイコンのうち一番左のアイコンをタッチ。メモリーユニットとの接続が始まります。



「モバイルモード」での接続が完了すると、メモリーユニットに保存されているメモが自動的に Xperia arcにアップロードされ、複数枚のメモがある場合、それぞれ別々のメモとして保存するか、まとめてひとつのメモとして保存するかを選択。次に、メモリーユニット内のメモを削除するかどうかを選択。メモリーユニット自体は、複数のデバイスとのペアリング情報を持っておけるようなので、別のデバイスにもメモを取り込む場合は、残しておくと良いです。何台までペアリングできるかは不明ですが、Xperia arc、Nexus S、Optimus Padの 3台でペアリングして、それぞれ切り替えてメモをアップロードできることは確認しました。



「リスト画面」に、さっき書いたメモが保存されてます。出先では、デジタルペンとメモリーユニットだけでメモを書いておき、後からパソコンやスマートフォンに取り込むと、デジタルメモとして便利です。



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2011.04.27 Xperia arc, 共通


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5 Responses to “[Xperia_Report] ワイヤレス デジタルペン「airpen Pocket」と Xperia arcを連携してみた”

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    […] 換して、パソコン や スマートフォンに転送できるシステムです。エアペンとメモリユニットで構成され、メモリユニットには Bl […]read more…. 4月 27th, 2011 | Category: pocketgames PDA秘宝館 […]

  2. OYAKATA |

    optimus padでも使用できるのでしょうか?
    メーカーに問い合せてみてもわからないとの回答でした。

  3. NARi |

    ★OYAKATAさん
    Optimus Padでも使用できました。下記ページに記事を掲載しましたので、ご覧ください。

    http://pocketgames.jp/blog/?p=13325

  4. Maki |

    最近、わかったのですが、Airpen Pocketは、Androidデバイスだけでなく、BlackBerryでも使えるんですね。BlackBerry App World にあるフリーソフトiNoteをBlackBerryにインストールすれば、デジタルペンで書いたメモを、Bluetooth接続でBlackBerryにアップロードして見ることができるようです。(試したのは、BB9810)

  5. NARi |

    ★Makiさん
    なるほど、アプリがあれば使えるんですね。って、他のBluetooth機器も、プロファイルが対応していれば OSは関係ないですし、目からウロコでした。