COMPUTEX TAIPEI 2011 レポート

台北で開催されている国際見本市のCOMPUTEX TAIPEIに行ってきました。 細かく見ている時間もなかったので、個人的に気になったデバイスに絞って、触ったり撮影したりしてきたものをご紹介します。

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NVIDIAブース:ASUS Eee Pad
10.1インチのAndroidタブレットが キーボードと合体して、ノートPCスタイルで利用できるようになるという ASUS の EeePad。もちろん ASUSブースにも置いていたのですが、そちらはタブレットを分離できないように固定されてましたが、こちらはご覧の通り、触り放題でした。タブレットの状態では、普通にタブレットとして指タッチで操作。そして、合体した後は、マウスアイコンが表示され、タッチパッドとキーボードによる操作が可能となります。とくに戸惑うこともなく、スムーズに操作できました。また、EeePadで、はじめて Android OS 3.1の実機を触ったのですが、とくに3.0との違いを感じることはなかったです。



Intelブース:Fujitsu Lifebook MH330
MeeGoが動いていたので、思わずサワサワしましたが、UIに慣れないせいか、使い心地は未知数。



Intelブース:Samsung Chrome Book
Chrome OSが動いているというだけでサワサワ。ゲストログインのためか、ブラウザ以外は操作できなかったので、なんとも評価できず。



Intelブース:Toshiba WT110
11.6インチの大画面Androidタブレット。デカっ!分厚っ!と思って、そっとクレードルに戻しました。



Intelブース:Fujitsu Lifebook TH40/D
ノートPCスタイルから タブレットタイプに変形するPC。スクリーン側の手前を持ち上げて、ペタンと閉じる。発表時から、興味津々だった変形機構は、ちょっと華奢な感じ。バシバシタイピングして、パタンとタブレットモードにして、サッと持ち歩くといったスタイルを想像してましたが、もう少し丁寧に扱った方がよさそう。キーボードは、普通にタイピングできるレベルで、スペースキー右側に光学ポインタがあります。





acerブース:acer ICONIA SMART
4.8インチ 1024 x 480(21:9)という縦長大画面をもつ Android 2.3搭載デバイス。思わず Galaxy S II と並べてみました。この縦長画面を活かせるアプリがあると、化ける予感。




acerブース:acer ICONIA TAB A100
本来、Android 3.0が動いているはずの A100ですが、展示機は 2.2。 Honeycombの要件に引っかかっているらしく、発売も延期され、ゴタゴタしているようです。Honeycombだと Homeボタンが余計なんですが、2.2だと Menuボタンや Backボタンがないのがツライところ。どうやって操作するのかと言うと、画面の右下隅を触ると、ソフトキーが現れるようになっていますが、これはさすがに使いづらいです。



acerブース および Microsoftブース:Acer W4
acerブースはモックのみ。 Microsoftブースは、ガッチリしたケース内にあったので触れませんでした。まだ Mango は解禁されてないようですね。



Microsoftブース:WP7デバイス
現行発表されているWP7デバイスが勢揃いしてました。HD7以外の機種は、動いているのを触るのが初めてでしたが、どれもサクサク動いていて、かなり好印象。残念ながら最新のROMではないようで、日本語の表示は見ることができませんでした。印象的だったのが、DELL Venue Pro と HTC 7 Pro の2台。DELL Venue Proは、思っていたよりも、かなりデカく感じて、HTC 7 Proは、コンパクトに感じました。とくに HTC 7 Proのキーを収納したときの感じが、これまでのスライドフルキー搭載デバイスの中でも、一番コンパクトじゃないかと感じたんですが、最近大きめのデバイスばかり触っているからかもしれません。




ASUSブース:Padfone
タブレット端末の中にスマートフォンを収納して、2通りの使い方が可能になるというコンセプトモデル。イメージとしては、基本機能はスマートフォン側が備え、タブレット端末にドッキングした時は、スマートフォン側のデータをタブレット形態でシームレスに利用可能になるというもの。まだ、ピンとこないですが、実際の販売が楽しみです。



ASUSブース:Eee Pad Slider
Fujitsu Lifebook TH40/Dとそっくりな変形機構をもつ Android端末。ここまでして、Androidタブレットに ハードキーが欲しいとは思わないんですが、結構ニーズがあるんでしょうか。



ASUSブース:Eee Pad MeMO 3D
最初は単に裸眼立体視ができる 7インチの3D液晶を搭載したAndroid 3.0タブレットくらいにしか思ってなかったんですが、付属のBluetoothハンドセットの出来が良かったので、これを目的に購入してしまいそうです。この Bluetoothハンドセットは、液晶部分が透過型で、うっすらと向こうが透けて見えます。そんな見た目の特徴もさることながら、サイズや軽さ、ボタンの感触、充電端子がmicroUSBと汎用的なこと等々、個人的にえらく気に入りました。 あわよくば他のデバイスと組み合わせて使えたらいいなと、今からソワソワしています。ちなみに発売は8月くらいとスタッフさんがおっしゃってました。




ASUSブース:UX Series
刃物のような鋭いデザインが目を引くノートPC。アルミ削り出しのようなボディを採用し、高級感が漂う中、さらにその薄さに目を奪われた。 重量も1.1kgと軽量です。





ざっと振り返ってみて、今年は、なんと言っても Androidデバイスをよく見かける展示会でした。Androidデバイスの場合、海外製デバイスでも比較的簡単に日本語化や日本語入力が可能なので、気軽に触ってみようという気になるからかもしれません。やはり母国語が使えるかどうかというのは、デバイスをいじる上で最優先事項ですから。そういう意味で、日本語対応したWP7デバイスには早く登場してほしいですね。

COMPUTEX TAIPEI


2011.06.1 Android ~2011, Windows Phone 全般, ★展示会・イベント, 共通


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