[Xperia_Report] ロックされたままの Xperia ray(SO-03C)を うっかり海外に持ってきた。 あなたならどうする?

ドコモショップで、SIMアンロック作業しておけば、そのまま海外の安いパケット定額SIMが使えたのに、うっかりロックがかかった状態で持ってきてしまった。もちろん、海外データ定額(1日当たり2980円)を使っても良いんですが、現地のプリペイドSIMに比べると、かなり割高なので、今回は、海外に居ながらにして、Xperia ray(SO-03C)をアンロックしてみました。もちろん、ドコモショップの正規なアンロックではないので、保証はなくなります。

香港だったら、持ち込みで SIMアンロックしてくれるところも知ってるのですが、今回は、はじめてのマレーシアということで、パソコンを使ってアンロックできるOmniusというアプリをホテルのネット回線を通じてダウンロード。そして、ライセンス(Android Single Unlock)も購入。


Omniusを起動して、画面左上のデバイス選択から、Xperia rayを選択。
Unlockを押して、テストポイントうんぬんを選択して、OK。
あとは、アプリ画面の表示に従って作業を進めます。

1.バッテリを50%以上充電し置く。
2.電源を切る。
3.バッテリを外して、5秒以上待ち、再びバッテリを装着。
4.テストポイントとGNDをクリップなどで接続。
5.電源ボタンを短く押す。
6.テストポイントのクリップを外す。
7.Xperia ray(SO-03C)をPCにUSB接続。※ドライバは、C:\Program Files\Omnius for SE\Drivers\を指定。
あとは、アプリの方で勝手にアンロック。


testpoint の位置は、こちら。



「テストポイントとGND(SIMスロットの金属部分)をクリップで接続」というのは、こんな感じ。



ダイヤル画面で、*#*#7378423#*#*。Service info > SIM lock > Network : 0 で SIMのアンロックが確認できます。あと、Service info > Configuration > Bootloader unlock allowed:Yes で bootloaderのロックも解除されたことが分かります。この状態だと、アンロックされた状態で、SEUSも使えるみたい。音量上ボタンを押しながら、PCとUSB接続すると、bootloaderモードに入ります。すると、通知LEDがブルーに点灯。

bootloaderモードに入れるということは、mini pro(SK17i)の 方法で、rootもとれるみたい。ただし、まったく同じという訳にはいかず、mkfs.yaffs2.x86の代わりに、mkyaffs2imageを使い、オプション(-c 4096 -s 128)つけて固める必要あり。さて、何して遊ぼう。



2011.09.23 Xperia ray


RSS 2.0フィードでこのエントリーの更新情報を取得することができます。
コメントもPingも停止しています。 

3 Responses to “[Xperia_Report] ロックされたままの Xperia ray(SO-03C)を うっかり海外に持ってきた。 あなたならどうする?”

  1. ykms |

    SK17i持ちです。はじめまして。
    fastboot boot recoveryARC.imgでバックアップ取ってからsuのバイナリ焼いてSuperuser.apk入れるのがお手軽ですよ。

  2. arc |

    これは、ドコモ版のSO-03Cですよね。
    もしかして国内販売分では不可能と思われているarc(SO-01C)でもBootloaderがアンロック出来る?

  3. NARi |

    ★ykmsさん
    arc用のリカバリイメージが使えるんですね。情報ありがとうございます!

    ★arcさん
    はい、SO-03Cはドコモ端末ですね。arc用のリカバリがあるということはできるのかもしれません。