HTC J おサイフが故障？
普段使っているHTC J、Galaxy SIII、Galaxy Nexus、BlackBerry 9790の4台の中では、HTC JがWiFiやGPSの感度がダントツに優れています。その秘密は、この裏ブタなんでしょうかね。
普通スマートフォンの場合は、一番下にメインの3Gのアンテナがあります。あとはセカンドアンテナやWiFi、GPSアンテナがありますが、普通は中にあって見えませんし、あっても同色にしてあって目立ちません。HTC Jの場合はかなり斬新？雑？大胆？で、おサイフを含めると合計7個のアンテナが丸出しですべて裏ブタにあります。
ここまでやるんだったらワンセグのアンテナも内蔵してくれよ！ と思いますが、電波の特性上、内蔵は無理だったのでしょう。
そんな感度抜群のHTC Jですが、JRの改札でSuicaが全く反応せず、かなーり恥ずかしい思いをしたことがあります。その原因がようやく分かりましたので報告しておきます。
電波周波数はもちろん、さまざまな電波特性と使用者の通話中の本体角度など、使用者への電波放射ができるだけ少ない位置、など色々な要素を考慮してこのような形状・配置になっています。（と思う）
でも、この黄色の塗料が感度アップの秘密なのかも(笑)
一番下がメインのアンテナ、中央はおサイフのアンテナ、残りはWiFiやGPSとそれぞれのサブアンテナなんでしょう。キャリアによっていろんな周波数を使っていますし、ベースバンドチップ以外の部分でそれぞれの国・キャリアの電波に合わせるには、裏ブタ作戦がもっとも効率的なのでしょうか。
さて、本題のおサイフですが、ちょっと2枚の写真を比較してください。
カメラ下のカバーがほんの少しだけ盛り上がっているのが分かりますでしょうか。裏ブタを装着するときに、周囲はきちんと「パキッ！、パキッ！」とはめ込みますが、中央は押し忘れていたようです（って言うか、どうなの、この構造？）。カメラ下を少し押すと、「パキッ！」と所定の位置に収まり、おサイフも無事使えるようになりましたとさ。
2012.06.22 
HTC J ISW13HT
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