Palm Preのキーボード

スモールサイズ三兄弟 無事に(?)日本語入力が可能になったPalm Preですが、キーボードになかなか慣れません。

 キーボードを出していないときのサイズは手にすっぽり収まるかわいいやつです。サイズの割には3.1インチとおおきなサイズで枠が狭い分もありかなりクールなやつです。ボタンは一つだけですが、ボタンの左右もセンサーが内蔵されており、「戻る」等の操作ができます。わざわざキーボードを出さなくても基本的な操作はすべて指一本でできます。このUIがまた最高に良いできなのですが、何かを入力するときは(ソフトキーボードは裏ワザ的にありますが)必ずシャキーンとスライド式のキーボードを引きずり出す動作が必要になります。このキーボードについてちょっと書いてみます。

 サイズ的に近い物を並べてみました。ちょっと比べるのがかわいそうな組み合わせでもありますが…。
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 E71のAキーからDelキーまでの幅は約47mm、Boldは54mm、Treo700は49mmです。PreはE71とほとんど変わらない46.5mmですが、これがまた微妙に打ちにくいんです。

     
 まず、許せないのがキーボード周りのスペースの取り方です。キーボード最上段のTやYを入力しようとすると必ず液晶側のボディーに指があたり、かな~りストレスを感じてしまいます。あと3ミリスペースがあれば良かったのですが、デザイン優先なのでしょうか。最上段でも端のQやWは問題無く入力できますし、再下段のスペースやShiftキーはまったく問題ありません。PCではパームレストがありますが、E71やBoldを見ていただくと分かる通りフィンガーレスト(笑)があった方が良いのです。Preではこれがキーボード周りの「枠」で代用できているようですね。
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 次に許せないのがキータッチです。ストロークが浅いことはあまり気になりませんが、キートップ自体が少し柔らかくTreo700で感じるごつごつした安心感というのがありません。適度にクリック感があるのですが、表面にな~んか手にまとわりつくような感覚がありますね。

 親指は、次のキーへ移動する時にも完全にキーから離れておらず、微妙にキー表面に触れながら移動しているものです。このPreのキートップは個人的にはあまり好きになれません。


2009.07.6 Palm


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