いまさらですが、STAMINAモードとは [Xperia_Report]

いまさらですが、日本以外のXperia Z/SP/L/tablet Zに搭載されているSTAMINAモードについてです。
画面がオフになっている状態で、ほとんどのバックグランドの動作を停めてしまい冬眠状態に入ってしまいますが、バッテリーの消費が4倍以上に伸びます。STAMINAモードは、アラームや電話やSMSは生きていまので、ケーブル忘れた!とか外部バッテリー忘れた! とか、いや、電話しか使っていないし…って方には必須。
昨日キャプチャーしてから17時間経過してますが、6%しか減っていません。

もちろん、SIMも差していませんし、Google アカウントの設定もしていませんが、それでも、4日程度持てば電話機として不満の無い使えるレベルじゃないかと。

STAMINAモードについて説明がありましたので、ざっくりと意訳します。

バッテリ寿命は多くの消費者のために最重要ファクタで、そしてSony は改善に向けてかなりの労力を費やしました。 我々は、スマートフォンあるいはタブレットの上の電池電力の多くが、アプリのバックグラウンドアクティビティによって消費されていることに問題があると考えました。通常あなたのスマートフォンがポケットに入れて使っていない間にも、非常に多くの電力を消費していますが、STAMINAモードをオンにすることで、アプリケーションの同期を停止し、通知と着信メッセージの受信はできません。
スクリーンがオフになってから1分後に、データトラヒックが自動的に閉じられます。そしてバックグラウンドアクティビティがシステムの復帰を阻止します。 スクリーンをオンにすることで、即再開し、IP アドレスを取得できしだい通信を始めます。 スクリーンをオンにすれば、すべての通知を受け取ることができるのです。
もちろん、STAMINAモードがオンの時でも、いつもまだ電話、SMSやMMSメッセージを受信できます。また、プリインストールされたカレンダーアプリのアラームなども通常通り機能します。

デフォルトではSTAMINAモードがオフになっていますが、もしSTAMINAモードがオフの場合でも、6時間以上スクリーンがオフのままなら、通知エリアにSTAMINAモード推奨のメッセージが表示されます。

STAMINAモードはカスタマイズできます。STAMINAモードがオンになっているときも、あなたの重要なアプリケーションをホワイトリストに加えることで通常通りのバックグラウンドで動作します。 もしあなたがまだインスタントメッセージや、あるいはIP電話を使っている場合は有用です。

また、STAMINAモードは、バッテリーレベルにより実行条件を設定できます。あなたが設定したバッテリレベルを下まわると自動的にSTAMINAモードがオンになります。

使い方によっては、すごく良いですよね。日本ではキャリアとは関係が無いXperia Z TabletのWiFiモデルにのみ搭載されていることを考えるとキャリア側の意向が働いているのがわかりますが、キャリアアプリをデフォでホワイトリストに加えておけば、ユーザーが「メールが来ない!」って混乱することは無いはず。Lineなど、ホワイトリストに入れてしまうとSTAMINAモードと言えなくなるぐらい消費が増えてしまうからでしょうか。

How Sony’s Battery STAMINA Mode works


2013.08.21 Xperia SP, Xperia Tablet Z, Xperia Z, Xperia Z Ultra


RSS 2.0フィードでこのエントリーの更新情報を取得することができます。
コメントもPingも停止しています。