CES2014 iPhoneをサーモグラフィにするケース
ケースといいますか、もう完全に本体の価格を超えてるというか、楽しいというか。
ナイトビジョンではなく、温度の違いをビジュアル化できるサーモグラフィ映像をiPhoneで手軽に撮影できる、動画も撮れるこのFLIR ONEがCES2014に展示されていたそう。海外ドラマなんかで、犯人が人質をとって立て篭もるようなシーンで見たことがありませんか? 壁があっても、犯人や人質の位置を正確に把握したりして。ま、実際は厚い壁じゃ位置の把握なんぞ無理ですが、かくれんぼレベルには強力なツールになりそうです。空港の検疫カウンターにもカメラが並んでいて、体温の高い人をチェックしたりしています。これもサーモグラフィカメラですね。
サーモグラフィカメラは最低でも10万円はしますしが、ほとんど場合はスタンドアローンな専用機&業務用。もし、このケースの価格が安かったらと思うと夜も眠れません。赤外線を感知するカメラと普通のカメラの2台が搭載されていて、見やすく合成してくれるってのも素晴らしいです。
実際に撮影した画像のギャラリーはこちら。
物陰に隠れている不審者も簡単に見つけることができますし、道路に止まっている張り込み中の刑事さんの車両も特定できます。壁の中の配管や盗聴器のチェック可能ですから、スパイ映画ごっこもできます。電気製品の発熱状況もわかりますし、壁の中の柱や配管、水漏れもチェックできるので、日曜大工派のお父さんにももってこいです。外出時の服装チェックをすれば、冷える場所がわかりますし、フライヤーやオーブンの温度もiPhoneでチェック、ペット捜索も簡単と、奥さんにもばっちりっすね。 ←かなり無理やりですが。
目に見えないものを視覚化してくれるって、テクノロジーって感じで好きです。
2014.01.17 CES 2014, iPhone 5S, iPhone5
コメントもPingも停止しています。