ディスプレー比較 Lumia 1520、GALAXY Tab S 10.5、Xperia Z2

 
GALAXY Tab S 10.5は、100,000:1というコントラスト比らしいですね。コントラストが高いほど、白が真っ白で、黒は真っ黒になるというのがコントラスト比ですが、例えば映画を視聴中に明暗が激しいシーンでも、しっかり細部まで表現できるということです。

Xperia Z2やLumia 1520はなかなかキレイに表示してくれるデバイスですので、この3台を並べて撮り比べてみました。肉眼では感じることができるコントラスト比にはもちろん限界がありますし、撮影することでさらに感度が落ちてしまいますが、そのあたりはコメントで補足します。

比較というか。。。

コントラスト比には静的・動的がありますが、輝度の正確な設定ができませんので、3台ともにすべて明るさをオートに設定、最適化やなんちゃらエンジンが搭載されている場合はOnにした、つまり完全デバイスお任せ状態にて、GALAXY Tab S 10.5にあった同じ画像を拝借・転送して表示させています。
また掲載した画像はリサイズのみで編集はしていません。。

蛍光灯のすぐ下

撮影などに使っている環境です。バックに表示されている黒の違いがわかりますでしょうか、Lumia 1520の手前側は若干反射していてわかりにくいですが、10.5と1520は深い黒色です。Z2は他の2台と比較すればメリハリの無い発色で、黒もいまひとつ。また、白く輝いている箇所で比較すると10.5が一番明るいことがよくわかります。

 (10.5の上に中央に1520、右にZ2)
 

ところが、角度を変えてみるとまた印象ががらり変わり、Lumia 1520がダントツで見やすく、黒いディスプレーが目立ちます。10,5 は上下逆さまだったので、もしかしたら不利な条件だったかもしれませんね。Z2は。。。。

 (10.5の上に中央に1520、右にZ2)
 

蛍光灯のすぐ下で正面から

Lumia 1520 は非常に明るいのですが、悪く言えば派手すぎる感じ。ちょうどカメラが影になっていて、有利な条件だったこともあるのでしょう。Z2は左のブルーが潰れてしまい、同じ画像には見えません。モバイルブラビアエンジン2の画像のように、X-Reality For Mobileが悪さをしているのかもしれませんね。

 (10.5の上に中央に1520、右にZ2)
 

太陽の下で

左に太陽を反射する何かがあったようで、左に行くほど条件が悪く、色々反射しているため、比較はパスします。一昔前に比べたら、3台とも素晴らしいです。

 (左から10.5、1020、Z2)
 

薄暗いところならどう?

照明を落としたうす暗い部屋での撮影、10.5の上に左にZ2、右に1520を重ねています。この条件ではほぼ同じように見えますが、肉眼では若干ですが、10.5のコントラストが高そうに見えます。右の画像は同じ条件で画像を拡大したもので、10.5の白が映えていますよね。

 (10.5の上に左にZ2、右に1520)
  

そのままで天井の蛍光灯を点灯

この画像では10.5のメリハリが効いています。1520 もなかなか健闘していますが、白が少し青み掛かって見えてます。

  (10.5の上に左にZ2、右に1520)
  

10万:1

今回比較用にピックアップした画像が有機ELに有利な画像だったかもと反省中。コントラストの比較なら、グレースケールチャートを表示させた方がわかり易いとは思ったのですが、実用に近いカラー画像で比較してみました。コントラストという点だけで言うなら、はやり高い方がメリハリがあり、よりクリアに見えます。ただ、有機ELの発色には好き嫌いがあるようですので、店頭で自分の目でしっかり確認することをお勧めします。デフォで入っている動画や果物屋の画像なんか、キレイですよ、ホント。
 
 


2014.08.7 Galaxy Tab S 10.5, Lumia 1520, Xperia Z2


RSS 2.0フィードでこのエントリーの更新情報を取得することができます。
コメントもPingも停止しています。