HTL21とM8とHTL23を並べてみた

 
HTL21 HTC J butterflyは、今でもメインデバイスのうちの一台で、2012年の12月からすでに20ヶ月間、一日も休まずに使っていることになります。キャップが取れてしまったり、背面には細かな擦り傷こそありますが、落下試験を行うことも無く、元気に動いてくれています。ただ、最近になって電池がそれなりに劣化してきたようですので、TORQUEに浮気しようかと考えていたところ、プレスカンファレンス開催のお知らせを頂きました。

ピーターチョウさんのチョウはバタフライのことって聞いたら叱られるかな?とか、ニューヨークの発表会をすっぽかして日本に来たのは乃木坂46のファンだから?とか、アジア市場に向けての日本からの情報発信という意味合いが大きい?とか、くだらないことを考えながらHTL23を触ってみました。

Inovation DNA

KDDIの田中さんとピーターチョウさんの対談でもありましたが、何かと新しいテクノロジーだったりデザインを入れてくるのがHTC。良くも悪くも、その点はえらいと思う。今回のHTL23では、M8にも採用されているDUO CAMERAが搭載。詳しいメカニズムはわかりませんが、二つのカメラで奥行きまで保存しているので、あとから簡単にフォーカスを変更したり、奥行きを利用した加工したりができます。この辺りは乃木坂46のメンバーも実演していましたり、タッチ&トライ会場でも女性を3人並べて撮影大会をしていました。私もM8で遊んでますので、こちらもご覧下さい。

私のお気に入りのハイパワーなフロントステレオスピーカーも搭載しています。なんと乃木坂46もHTL23で再生してダンス練習をしたって言ってましたよ。
 

こちらはM8での写真編集の様子です。
 

フリップを閉じたままでも各種操作ができるドットビューケースも面白いですよ。最近のアップデートで画像の表示できるようになったりして、私もM8に装着して便利に使っています。フリップを裏側に回せば20度ぐらいの角度になるので、動画を見るのに便利。なお、M8とHTL23ではサイズが違いますので互換性はありません。

JBL

beatsがあんなことになったのは、裏で色々シナリオを組んだやつがいたんじゃないかと思っていますが、今回のHTL23はJBLのイヤホンが同梱されています。海外ではHarman / Kardon版を出したりもしてますよね。例えばカーメーカーやファッションブランドとのコラボよりも、JBLなどの音響メーカーとのコラボの方が100万倍魅力的である訳です。
実際に聞いてみましたが、入っている曲は乃木坂46の新曲の「何度目の青空か?」のみだったので評価は控えます。ただ、このイヤホンは欲しいですね。市販のイヤホンとは違いHTL23に最適化されているとのことです。
  
  
  
  

サイズ、色

butterflyはプラスチックボディーです。M8やHTL22のようなメタルボディーは加工が難しく、電波を通す道を作る必要があったり、重量の問題もありますが、プラスチックボディーなら設計の自由度が増し、コストダウンが可能。重量も軽くなり、もしかしたら防水にすることも比較的簡単なのかも。
写真の通り、HTL21とほぼ同じサイズ、持った時のフィット感もほぼ同じ。こだわったのでしょうかね。

汗っかきの私は、HTL21のようなプラスチックボディーだと、手にぴったりと吸い付き、落下テストを100%回避できるのですが、M8のようなメタルボディーでは、この私のカエルの手のような吸着力が発揮できないのです。つるつる滑る塗装や素材はちょっと気を遣いますよね。
  
  

Rougeは良く見ると、きらきらと輝いていて、HTL21より少し明るいレッドです。Indigoは深みのある濃紺でいい色、陶磁器のようなCanvasはマットな感じの白でXperiaにあったような汚れが付着しにくい加工が施してあるそうです。私はこのCanvasがお気に入りです。
  
 

スピーカーの処理が気に食わないです。HTL21は全面ガラス、M8はフラットだったのに、HTL23ではスピーカーのパーツが分割されていますね。よく見ないとわかんないんですけどね。また、あとから気が付いたのですが、メインのリアカメラレンズの口径がM8より少し大きいような気がします。カメラユニットは違うメーカー製なのかも知れませんね。
   
 
   

アジア戦略

今回のカンファレンスやタッチ&トライでは、当たり前のように英語と中国語が飛び交い、説明員も台湾など海外からも来られていたようです。日本発で東南アジアへ情報を発信するという流れが定着して欲しいですな。できたら、大阪発だともっと嬉しいのですがね(笑)
 

8月29日発売

販売店からすれば、ほっといても指名買いされるデバイスが一番ありがたい訳ですが、そんなデバイスは全く儲からないそう。逆にほっといても売れるデバイスならレジに山積みして売れば良いと思うのですが、SIM契約という作業がありますからね。海外だと、それこそ2-3分で購入が終了しますしね。

ところで、よく売る店員は、商品説明をしつつ、お客さんの好みだったり、欲しい機能や価格を読みとってベストなデバイスを勧めますが、同時にそのお客さんのキラーワードは何かを探り、誘惑というか落とす(購入させる)訳です。HTL23には、そのキラーワードに「防水・防塵」が(ようやく)加わったことで、かなりのポイントアップらしいですよ。

 さらに、なんとキャップレス! 充電するときにはきっちり水切りが必要だとは思いますが、これは助かる~。
 

引退させるかもしれないHTL21と並べてみた。ホーム画面もいい感じに仕上がってます。
    
 


2014.08.22 J butterfly HTL23, ★展示会・イベント


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