全国10万人のLumiaユーザーにこっそり教えます


モバイルバッテリーには1Aと2.1Aの2ポートのタイプが多いと思います。2.1AというのはもちろんiOS機器向けに使えるよというアピールなのですが、Appleの認証を取るのに2.1Aじゃないと駄目という建前から2.1Aという数字が一人歩きしているだけです。もう一つ、スマートフォンのほとんどの機種はモバイルバッテリーやACアダプタの種類を検出して充電スピードを調整したりしていますが、これがですね、メーカーによってまちまちで、大変な状況になっているんですよ。

詳しくは、別の機会に説明しますが、LumiaとiOS系のACアダプタやモバイルバッテリーの相性が悪すぎて、ほとんどの場合500mA程度でしか充電できません。これじゃ、一晩掛けて充電するしかありません。

充電スピード

高速充電とかAC充電とか色々言われていますが、要するにPCに接続した場合は500mAでという暗黙(じゃないけど)のルールがありますので、スマートフォン側は「おっ、PCに繋がったから500mAで」と調整している訳です。逆にそれ以外なら「ACだな、最大速度で充電だ!」と、1Aだったりそれ以上で充電をスタートさせます。ちなみに、バッテリーが空に近いほど大きな電流が流れ、満充電に近づくころには100mA以下になります。

あと、普段は1A程度だけど、ディスプレーをオフにしている時だけ1.8A程度までスピードアップする機種もあり、もちろん、デバイスの温度でもコントロールしています。同じメーカーの同出力のACアダプタでも、最新モデルに付属しているACならさらに急速に充電できる場合もあったり。

こちらはポケットアダプター「デュアル」III(5V、2A)でLumia 1520を充電した様子です。
 

急速充電は電池に悪い?

テストしていないので、比較データがありませんが、ゆっくり充電することで電池の寿命が延びるのは間違いありません。ただ、充電スピードに対する需要や、バッテリーの進化もあり、今では2A程度で充電することも珍しくありません。私も電池の寿命よりはスピードを選びますね。

Lumiaだけとは限りませんが

さて、本題。Lumia系は相手がPCだと勘違いしてしまうことが多いようで、例えばiPhone用の1AのACアダプタ、モバイルバッテリーの2.1Aポートでは、多くのタイプで500mAでしか充電ができませんでした。2ポートあるモバイルバッテリーではなんと1Aのポートで充電した方が早いのです。2.1Aポートは基本的はiOS向けなので、それ用の配線になっているのですが、これをLumiaがPCだと勘違いしているようですね。

左はモバイルバッテリーの1Aポートで充電中、右は2.1Aポートで充電中です。
  
  

解決方法は?

さて、じゃ、どうすれば早く充電できるのか。2ポートあるタイプでは、1Aを使って見るのも手です。あとは、これの赤い方を使うとか、これを間に噛ませることで、夢の急速充電ができます。こちらも合わせて購入してもらって、是非お試し下さい。はい、宣伝です。

このGalaxy Tab 充電USBアダプタ(Nexus7対応)や、ポケットシンクデュアル microUSB+(プラス)とご利用中のバッテリーやACアダプタと組み合わせると解決できます。
  
 

ちなみにポケットアダプター「デュアル」III(5V、2A)は、iOSやギャラタブ、やその他アンドロイドタブレット、もちろんLumiaなど、プログラムされたICにより自動で機種判定し最適化されますので、ケーブルを選ばず常に急速充電ができるようになっています。このインテリジェントなACアダプタを作ったのはpocketgamesが世界初です(ひらぱー調べ)。
 


2014.08.28 Lumia 1020, Lumia 1520


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