S Penを分解してみた

 S Pen折れた
先日ご報告したように、S PENが折れて中に閉じ込められ、サービスセンターにて救出してもらいましたが。。。。
実は写真のように折れた状態で、無意識にNote 5内に収納してしまい、気が付いたらノックする部分が落下し、取り出せない状態になったのでした。折れるのもどうかと思いますが、折れた状態で使う私もどうかしてます。

S PENって、ご存知の通りWACOMの技術を使っている訳ですが、電池も無いのに電磁波が出てるのですよね。面白いので折れたS Penを分解してみました。

 
こちらが分解した状態。緑の基板とぐるぐると線が巻きついているのが目立ちます。
 S Pen分解
 
 
Note 5から来てる信号を受信して発電して、同時に位置を発信してるってことか。。。すごいですね。ただのプラスチックの棒じゃないんだ(笑)
 

ペン内部に電源を持たないEMR方式では、センサパネルのアンテナを送信と受信を切り替えるのが特徴だ。送信時には、センサパネルのアンテナから発信された電磁波をペン側のコイルとコンデンサで構成される共振回路にエネルギーが蓄えられて(コイルで生成された電気がコンデンサに蓄えられる)、このエネルギーを使って電子ペンから電磁波が発信される。次のステップでセンサパネル側のアンテナを受信に切り替えると、電子ペンから発信されている電磁波をセンサパネルのアンテナが検知してそこから座標を求めるようになる。

 S PEN内部

開発現場が教えてくれる「ワコムの技術」 (1/3)
 


2015.10.28 Galaxy Note 5


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