ATOK Sync アドバンスを使って、PC と Android の登録単語を同期してみた

ATOK Sync アドバンスは、登録単語やATOKの環境をネット上に保管して、複数の PC / Macで共有できるサービスです。パソコンを買い換えた時など、すぐに前の環境や登録単語などを復元できますし、同時に何台かを使用している時も、同じ環境を維持できます。

そして、Androidデバイスでも、そのバックアップデータのうち、登録単語を共有することができます。 最初に設定さえしておけば、PCで学習した単語を自動で Android端末に取り込んでくれます。この便利な機能「ATOK Sync アドバンス」を使うには、下記の ATOKが必要となります。

・ ATOK 2012/2011 for Windows
・ ATOK 2011 for Mac
・ ATOK Passport(Windows/Mac/Android)
・ ATOK定額制サービス(Windows/Mac)
・ 一太郎2012 承/2011 創

そろそろPC版 ATOKをアップグレードしようかと思っていたのと、Mac版 ATOKも購入しようと思っていたので、この機会に ATOK Passportで統一してみました。月々300円で、同時に使用しないという条件ですが、Windows/Mac/Androidの機器10台まで導入可能で、毎年パッケージ版を買い増しするより安く済みます。 そして、何よりも「ATOK Sync アドバンス」を使って、これらのATOK環境を共有できるのが最大のメリットです。

さっそく PC と Androidで登録単語の共有をしてみました。

まずは、こちらのページから、ATOK Passport(お試し版)を PCにインストール > ATOK Passportの購入 > シリアルナンバー登録をします。このシリアルナンバーは、他の機器に ATOK Passportを導入した時にも使います。

続いて、こちらのページに沿って、ATOK Sync アドバンスを導入します。途中で、ATOK環境を保管しておくためのオンラインストレージサービス「インターネットディスク」への入会、利用登録が必要になりますが、ATOK Passportを契約していれば、「インターネットディスク」の利用は、ずっと無料です。ATOK Sync アドバンス導入後、初期設定をおこないます。初期設定の際に設定する Justアカウントが他の機器と同期する時に必要になります。





PCで、ATOK Sync アドバンスの初期設定が完了したら、続いて、Android版 ATOKを設定します。Android版 ATOKの場合、通常版 ATOK(1500円)と ATOK Passport(月額300円)のどちらでも ATOK Syncを使うことができます。すでに通常版 ATOKを購入しているなら、そのまま設定に進んでください。まだ ATOKを導入していないなら、ATOK Passportをインストールします。


ATOK(Android マーケット)


ATOK Passport版(Android マーケット)

Android端末で、ATOK Syncで同期するには、設定 > 言語とキーボードの設定 > ATOK(Passport)の設定 > ATOK Sync > 「有効にする」にチェックを入れる > Justアカウントでサインイン。これで、ATOK Syncが有効になるので、最初は一度「手動更新」しておきましょう。あとは自動更新にチェックを入れておけば、PC版 ATOKで学習した単語を Androidでも自動で同期してくれます。

あとで、MacBook Airにもインストールして、環境やユーザ辞書を同期させてみたいと思います。

ATOK Sync アドバンス(ATOK 2011以降のバージョン向け)|ATOK Sync|ATOK.com
日本語入力システム ATOK Passport
ATOK (日本語入力システム) – Android マーケットのアプリ
ATOK Passport版 – Android マーケットのアプリ


2012.02.17 Android全般, mba11 / 13 -2010, Mobile PC


RSS 2.0フィードでこのエントリーの更新情報を取得することができます。
コメントもPingも停止しています。