まるでスパイウォッチのような Android Watch? がやってキタ
と言っても、型番とか何もないサンプルみたいなものです。しかも、腕時計としては、かなりごついです。腕に付けていると違和感ありまくり。
時計タイプの Androidガジェットと言えば、これまでMOTOACTVで遊んできましたが、今回のガジェットには MOTOACTVには無い機能として、カメラ、マイク、スピーカー、microSDカードスロット、SIMカードスロットが付いてます。逆に、MOTOACTVには、3.5mmイヤホンジャックが付いていて、高級感が溢れてます。
というわけで、本日は、この怪しい Android Watch?をご紹介したいと思います。
こちらが付属品。本体、USBケーブル、BTヘッドセット、イヤホン、BTヘッドセット充電用ケーブル、ACアダプタ。
正面には、指タッチ対応の 2インチ QVGAの液晶のみ。
正面向かって左側には、音量上下ボタン。
正面向かって右側には、電源ボタンと、MENUボタン。電源ボタンは、起動時には BACKボタンとして機能します。HOMEボタンがないので、ステータスバーにタスク切り替えアプリを常駐させておくと良いかも。
上側には、2MPパンフォーカスカメラが付いてます。シャッターボタンのタッチ感度が悪く、思ったように写真が撮影できません。 あとで、音量キーなどにシャッターボタンを割り付けることができるアプリを探してみようと思います。
底部には、マイク穴とスピーカー孔。音楽は、普通に聞けますが、Skypeはなぜかサインインできなかったので、あとでまた検証してみます。
バッテリを外すと、SIMカードスロットと、microSDカードスロットがあります。残念ながら、SIMは 2Gオンリーで、3G対応版を作る予定はないそうです。 ネット接続は、WiFiがあるので問題ないですが、ちょっと惜しいです。
充電やPCとの接続は、ベルトの先端に付いたUSB端子経由でおこないます。
付属のケーブルをこんな感じに接続して、外部電源やPCに接続します。市販のUSB延長ケーブル系でも大丈夫だと思います。
腕時計として巻いている時は、USB端子を隠すためのキャップもあるので、端子は剥き出しにならず安心です。
Android Watch(左)とMOTOACTV(右)を並べてみました。MOTOACTVの方が画面は狭いですが、画面タッチの精度は上ですね。
横から見たところ。Android Watch(左)とMOTOACTV(右)。 アタッチメントに取り付けると、あまり厚みは変わらないかも。
端末仕様確認ツールを使って、メモリ状況を確認しました。
Android WatchをPCに接続すると、あらためてドライバをインストールしなくても、adb接続できました。さらに adb shellで #になったので、最初から rootedな端末のようです。
Googleアカウントが追加できず、マーケットもないので、こちらの方法で取り出した apkファイルを PCから「adb install hogehoge.apk」でインストールしました。アンイストールの方は、普通にアプリの管理から削除できました。
おもしろい機能として、設定に電源のON/OFFをスケジュールできる機能が付いてます。
さっそく試してみましたが、終了時間になると自動で電源OFF(10秒以内ならキャンセル可能)して、起動時間に勝手に電源ONしてくれました。電源OFFになっても、バックグラウンドでタイマーだけは動いているんですかね。
最後に、操作しているところを動画に撮ってみました。
カメラ越しに操作しているので、ちょっと覚束ないところもありますが、それ以上にタッチの感度が少々悪いです。アプリごとに感度の悪い位置が異なるので、ハード的な問題ではなさそうですが、そもそもまるっと怪しいガジェットなので、あまり深く考えずに楽しんでみようと思います。
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