レンズ性能をスマートフォン5台で比較
ツァイスのロゴを使ったスマートフォンはありますが、恐ろしく厳しいツァイスの基準をクリアしたものだけに与えられるロゴなんです。スマートフォン、携帯電話など、どうしても小さなレンズを使う場合、ごまかし(チューニングですねw)が効かないこともあり、基準をクリアするには高度なレベルのレンズ設計ともちろん多くのコストが必要です。
同様に、ソニーのGレンズも、方向性は違うようですが、こちらも厳しいソニー基準をクリアして始めて使えるロゴです。同じソニー内とは言え、簡単にGレンズの名称を使うことなんてできません。
じゃ、ツァイスとかGレンズだと何もないレンズとどう違うの? と聞かれても、よく分からないんですよね。ただ、どうしても出てしまう物理的な欠点を、出さないようにする、出たとしてもどの程度まで押さえ込むのか。。。 というレンズ性能の判断基準の一つがレンズフレアやゴーストです。電球とか太陽など、極端に明るい光源を撮ることで起こる円だったり、オーロラみないが光のことですが、わざと効果として使う場合もありますよね。
近所の街灯がいつのまにかLEDになっていて、結構明るいので、iPhone 5s、HTC One、Lumia 1020、Xperia Z1、Xperia Zの5台で比較してみました。
私はプロではないので、実際の評価はプロに聞いてみるとして、先に画像を上げときますね。光源を真正面に撮影するのではなく、少しずらして撮影することで、実在しないLED照明の一つ一つが映りこんでしまっています。
※フルオートです。
※画像をクリックするとオリジナル画像が表示されます。サイズの大きな画像もありますのでご注意!!
まずはXperia Zです。相対的に左下のLEDが一番目立ちません。
HTC Oneです。色が気に食わないのと、変な滲みが出てます。明るい光源があるので感度を落としているようですね。
さらに分からなくなってきました。。。。
2013.10.4 HTC One (M7), iPhone 5S, Xperia Z, Xperia Z1
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まんまこの順番順
ここにiPhone5or5cを入れてほしいですね。
お疲れ様です。GalaxyS4なども過去機種として
如何でしょう
ツァイスのブランドですが、別に高級品にだけ使っているわけではありません。フィルム時代には京セラブランドのコンパクトカメラ(ヨ○×シカメラあたりで2万円以下でたたき売りされていた)にも、T*マークを付けたテッサーが付いていたものです。
テッサーはシンプルなレンズなので、ツァイスのカメラ子会社だったツァイス・イコンが存在していた時代にも、廉価なカメラに使われていました。
Z1のGブランドも単にマーケティングの問題でしょう。コストもレンズの大きさも違いすぎますので、同等のレベルは期待できません。
実体が同じ安物(?)レンズなら、Gマークでなく、ZEISSマークの方が嬉しかったなとは思いますが、コストが厳しいのでしょうね。
Gマークなら、ブランド力が大して期待できませんが、出費もまったくかかりませんから。
nmaedaさん
レンズメーカーから直接聞いた話です。
補正なり表面の加工なり、レンズがある程度の大きさがあれば、加工がやりやすい。逆に、小さなレンズはなかなかごまかしが効かないため、より高度な処理が必要。nmaedaさんのご指摘の通り、それをやるかどうかはマーケティングの問題。つまりやる意味が無いという判断なのでしょう。
ただ、スマートフォンにしては巨大なセンサーとあの小さなレンズの組合せは結構苦労があったのでは?と思ってます。