スマートフォンをトランシーバーに変えちゃうデバイス

 Beartooth
ネットワーク不要でスマートフォン同士で通話、チャット、メンバーの位置情報などの把握、スマートフォンの充電もできちゃうBeartoothがいい感じです。

MWCのような展示会会場、コンサート会場、地下、遊園地、登山、ヨット。。。ネットにつながりにくい環境って、意外に多いのです。Beartoothは無線を利用した独自ネットワークを構築し、普段使っているスマートフォンがトランシーバーに変身。特にグループでの登山だったりスキーなので大活躍しそうです。Bluetoothでは遮蔽物が無い状況で100m(Class1)程度しかありませんが、Beartoothは平均2マイル(約3.1キロ)のレンジだそう。残念ながら日本では周波数や出力の問題で使えない可能性が高いですが、こんなのがあったら面白そうです。

 
 
バイクのヘルメットに取り付けるBluetoothカムはClass1が多く、同じようにネットワークが構築されてグループで会話ができたりしますが、所詮はBluetoothです。例えばSAで休憩中のツーリング仲間が呼びかけても、本線を走行中のバイクには届きません(でした)。電話すれば良いんですがね。Beartoothなら、電波が来ていない山奥でもなんとかなるかもしれません。

某国の有名な観光地へ行ったときの話ですが、山岳地にあるためほとんど電波が来ない状況でした。景観を優先してアンテナは建てないのでしょうけど、富士山頂でもLTEが!って喜んでプレスリリースを出しているキャリアとのギャップがなんとも言えません。

Beartooth

※申請が必要な「デジタル簡易無線」で良いので、スマートフォンと連携できるこんなのを八重洲とかケンウッドやアイコムあたりから出してくれないかな。
 
 


2016.02.23 共通


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