Vivaz 日本語化

K3 NewsVivaz君に+J for S60がインストールできず、FontRouterでのみ日本語表示してましたが、例えばエンコードにより表示できないページもありますし、なんと言っても日本語の入力ができないのがツライ状況でした。Yet Another SmartphoneさんにSatioに+Jをインストールする方法を解説されていましたが、これはどうやらAllfile化が前提のようですね。

手になじむサイズで、サクサク動くし、カメラもいいし、軽いし、ムービーボタンもついてるし、、とかなり気に入っているVivazですが、日本語が入力できないのは困ります。悶々とした日々を過ごしておりましたところへ、管理工学さんより、Sony Ericsson端末に対応しました!と連絡が!

  1. こちらのページより「【Sony Ericsson製端末向け】」にある「+J for S60(タッチ版)本体 v1.21.02 」をPCにダウンロードし、解凍しておきます。
     
  2. プログラム本体のPlusJforS60_Touch_SE_v12102をVivazにメールするなり、PCと接続するなりしてVivazへ送ります。私はmicroUSBのダウンロードフォルダに置きました。
     
  3. Organiser→File mgr.を起動し、E:Memory cardのdownloadフォルダへ移動し、、 PlusJforS60_Touch_SE_v12102を起動します。
    スタート
     
  4. インストール準備中画面はこんな感じ。
    100403scr000003.jpg
     
  5. +Jの確認画面ですね。もちろんOKを選びます。
    041003scr000004.jpg
     
  6. 松茸の確認画面。OKを選びます。
    松茸
     
  7. 日本語のエンコードに対応してくれるエンコードチェンジャーの確認画面。OKですね。
    エンコードチェンジャー
     
  8. 辞書管理ツールですね。OKを選びます。
    松茸辞書ツール
     
  9. ようやくインストール開始!
    インストール開始!
     
  10. ライセンスについてですね。
    ライセンスアグリーメント
     
  11. インストール完了
    インストール完了
     
  12. これで、+J本体のインストールは完了です。+J for S60というフォルダーができているはずです。同じように、こちらの画面から、フォントのダウンロードとインストールを行って下さい。Nokia用ではなく、Sony Ericsson用を選んでください。
     
  13. フォントについては、お持ちのVivazが英語版なのか、アジア版なのかなどでフォントの取り扱いの仕様が違うようです。そのため、TypeAとTypeBの2種類が用意されていますので、どちらかピッタリ来る方をを試してみましょう。FontRouterですでに日本語表示ができている方はインストール不要です。
     
  14. 再起動!

 
これで、日本語表示&入力が可能になったはずです。次に+Jの設定を行っていきます。

  1. +J for S60フォルダにある+J環境設定を開きます。
     
  2. 「ご挨拶」が表示されます
    最初の起動画面
     
  3. Yesを選ぶといよいよ設定画面です。有効なFEPが標準FEPとなっていますよね。つまり標準の手書きやmini qwertyキーボードやランドスケープ画面でのqwertyキーボードが表示される状態です。このままでは日本語は表示できません。
    設定画面
     
  4. 「有効なFEP」部分をタッチし、松茸を選択します。一度設定をすると、再起動後もそのまま設定が引き継がれます。
    100403scr000015.jpg 日本語入力がこれでようやく完了
     
  5. これでようやく完了です。まだまだ設定箇所はありますが、取敢えず何か入力してみましょう。例えばブラウザを立ち上げアドレスを入力するとします(日本語じゃないですね)。アドレス入力欄をタッチすると、入力画面が表示されます。タップする前に表示されていた「http://www.」が引き継がれていますよね。
    一番下にあるにある「R_a」というボタンをタッチすることで、ひらがな→カタカナ→半角カタカナ→全角アルファベット→半角アルファベット→全角数字→半角数字と切り替わっていきます。ただ~し、URLはアルファベットと数字のみですから、この場合は半角アルファベット→半角数字の2方式のみとなります。なかなかできる子です。携帯電話と同じ入力方式なので簡単に入力できますね。また、この入力モードの変更はメニュー→入力モードからでも変更できます。
    入力するには 入力画面
     
  6. さて、+Jには3つの入力方式が用意されています。一つはローマ字入力。これは残念ながらキーボードを持たないタッチデバイスでは使えないようです。qwerty配列のソフトキーボードも是非使えるようにして欲しいですね。次に5タッチ入力。これは携帯電話などでも使われる入力方式で、abcABC2abc…と切り替わっていく方式です。2タッチ入力はペイジャーなどで使われていた方式ですね。aなら16、bなら17、あは11、いなら12ですね。2タッチの方がタッチ回数は少なくなりますが、この当たりはお好みで。
    メニュー表示 100403scr000021.jpg
      
  7. 設定→環境設定より初期の状態を設定しておくことができます。変更したら保存をしておきましょう。
    環境設定 100403scr000024.jpg 100403scr000025.jpg 100403scr000026.jpg 100403scr000027.jpg 100403scr000028.jpg
     
  8. さて、実際に入力してみました。「ひほうかん」の一発変換はできなかったので、ひほう+変換+かん+変換という感じ。画面はブラウザーが初期でGoogleの検索フォームが用意されているページです。(Youtubeの秘宝館がちょっと気になります)
    秘宝館って! 秘宝館検索 秘宝館っていったら、普通熱海ですよね
     
  9. で、ポケゲを表示するとこんな感じです。ブラウザーのフォント設定をラージで使っていたので表示されている文字数が少ないですね。
    PDA秘宝館 100403scr000033.jpg 100403scr000035.jpg

 他にも細やかな設定ができますが、まずは基本的な部分のみ紹介しました! 

+J for S60
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2010.04.5 Symbian / NOKIA


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