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[Xperia_Report]　PingChat! が Android 端末に対応！ Xperia、LYNX、BBB9700、iPhone4 の4台で疑似 BlackBerry Messenger を体験してみた！

PingChat!とは、通信回線（キャリア）や接続形態（3G / WiFi）に関係なく「BlackBerry Messenger」のようなやりとりを実現できるアプリです。BlackBerryを使ったことのある人なら「BlackBerry Messenger」の便利さはご存じだと思いますが、簡単に書くと SMS / MMS を1対1だけでなく、複数人でグループチャットのようにおこなえるシステムです。グループチャットと書くと、メッセンジャーアプリのようにも思えますが、BBMessenger や PingChat! は、メッセージを送った時に相手がオフラインでも、相手がオンラインになると、順にメッセージが送信されるので、相手の状態を気にせずやり取りが可能です。しかも、PingChat!は、BBMessenger のように BlackBerry端末に限定したサービスではなく、対応機種も iPhone、BlackBerry に続いて、Androidにも対応したことで、かなり利用範囲が広がってきました。

さっそく、キャリア、メーカー、接続環境の異なるデバイスを使って、PingChat! を利用してみました。使用端末は、Xperia（WiFi）、LYNX（docomo mopera）、BBB9700（docomo BIS）、iPhone4（softbank）の4台です。

以降は、Xperiaでの説明となりますが、使用方法もシンプルなので、他のデバイスでも戸惑うことなく使用できると思います。

まずは、PingChat! をインストール。http://pingchat.com/にアクセスして「Join Now」ボタンをクリック。手持ちのデバイスにあったアプリをインストール。Xperiaの場合、androidのボタンをタッチして、詳細（マーケット）を選択して、インストール。

インストール直後に、PingChat! を起動すると、最初に電話番号かPing! IDを登録する必要があります。今回は、Ping! IDを登録して使ってみました。Ping! IDは、メールアドレスのようなもので、「Setup」ボタンをタッチして登録します。任意の半角英数を入力して「Chose」ボタンをタッチ。すでに使用されているIDだと「Username taken」と表示されるので、他の名前でトライしましょう。Ping! IDが登録されると、My Ping! IDにチェックが入っているので、 PingChat! の準備完了です。PingChat! をおこなう人どうしで、あらかじめPing! IDを連絡しておきましょう。

PingChat!を起動して、右上の吹き出しアイコンをタッチすると、メッセージ送受信の画面になるので、「To:～」部分に相手のPing! IDを入力、「Message」部分にメッセージを入力して、「Send」ボタンをタッチ。これで、相手にメッセージが送信されます。

メッセージが届くと、メール受信時と同じようにアラートが表示されます。PingChat!を開くと、こんな感じでメッセージが届いているのが分かります。

一度メッセージを送受信した相手は、自動的にPingChat!の連絡先に登録されます。グループでメッセージをやりとりしたい場合は、登録された連絡先から、選択していくと複数のメンバーを登録できます。あとは、1対1のときと同じようにメッセージを入力して「Send」。自分のメッセージは右側に、他のメンバーは名前とメッセージが左側に表示されます。

画像やビデオ、音楽ファイルも送ることができます。画像を送るには、メッセージ欄の左にあるクリップアイコンをタッチ。「Photo」を選び、写真を撮って送るか、すでに持ってる画像から送るかを選択。

写真を撮影するか、画像を選択すると、画像を送っていいかと聞かれるので「Confirm」ボタンをタッチすると、画像だけがすぐに送信されてしまいます。PingChat!では、せっかくメッセージを入力していても、メッセージとファイルが一緒に送られないようです。今後、改良に期待ですね。

画像を受信した場合は、ダウンロードアイコンが表示されるので、タッチしてダウンロードします。

上から、Xperia、LYNX、BBB9700、iPhone4 それぞれの画面表示です。
Xperia
LYNX
BBB9700
iPhone4

起動画面＞メニューボタン＞ Settings では、自分のID、受信時の音とバイブの有無、サーバーの状態が確認できます。

ちなみに、1対1のやり取りだと、相手がPingChat!を起動して受信を確認すると、送信したメッセージにチェックマークが付きます。

送信したメッセージは、数秒のタイムラグで届くことがほとんどですが、たまに1～2分遅れることもあるようですが、実用上は問題ないレベルだと思います。グループに同時送信しても、1台だけちょっと遅い場合もありますが、特定のデバイスで遅いわけでもないようなので、原因は不明です。また、iPhone同士だと位置情報などもやり取りできるようですが、BlackBerry や Android版では未対応なので、これからのバージョンアップが楽しみです。

最後に、デメリットになるかもしれないことを書いておきます。PingChat!では、ほとんどタイムラグなしにメッセージが届くので、PUSH配信されているように感じますが、実際はサーバーとのやり取りを頻繁におこなっている結果だと思うので、バッテリには優しくないと思います。これから実際に使ってみて、様子を見ないといけません。利用者が増えすぎて、サーバーがビジー状態になららいことを祈りつつ、ありがたく活用させていただきます。

＞PingChat! is like BBM for Android, BlackBerry, and iPhone | andrew | Androinica
＞PingChat! 2.0 – Instant messaging used by millions.