最新スマートフォンの裏事情

プロジェクター付きAT&Tからプロジェクターが取り付けられるeXpo Sliderが発表になったそうですね。想像ですが、電池カバーを外し、そこに写真のようなプロジェクターユニット取り付けるのでしょう。配線などは一切必要無しでプレゼンできるのは面白いですね。ま、以前ゲットしたプロジェクターフォンはそんなことしなくても良いわけですから、さらに上をいってますが(笑)

これで思いだしたのがHD2Preの裏ブタです。

  
HD2の金属製の電池カバーを外すとなぜか端子が見えます。なんで?と不思議に思っていたのですが、どうやら純正のカーマウントはこの電池カバーを外し付属の裏ブタを取りつけ、電源が供給できるようになっているんですね。なーるほど!
以前レビューしていますが、Preのカバーを取り外すと同じように端子が出ています。Touchstone付属の電池カバーは写真では見えませんが、アンテナが内蔵されていてタッチストーンからの電波を受信し本体の端子に電力を供給する訳ですね。

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(左からHD2の裏側、HD2のカーキット付属のカバー、Preのバックカバー)

 

サムスンの940SCは裏ブタではなく本体からスタンドが出ています。シンプルでいい感じですよね(ポケゲのT01A用のバッテリーカバーも、最初はあれやこれや付けちゃぞ的なプランもありましたが、試行錯誤の結果、シンプルにスタンドのみで落ち着いたんですよ)。なんと940SCの足はセンサー付きなので、本体の動作と連動してくれる点が結構嬉しかったり。写真にあるように、クリップがくっついちゃうのでマグネットセンサーなんでしょうね。
Boldは磁石を近づけるとサスペンドしますが、940SCのクレードル的なものを作るとしたら磁石を組み込んでおくことで本体を置くだけでワンセグが起動する?かもよ。

091201_940sc.JPG 

 
面白いのが、ポケゲのスタンドとは違いです。足の取りつけ位置&方向が完全に逆なんですね。スペースの余裕が無い携帯電話では厚い丈夫なスタンドを放り込むスペースなどあるはずがありませんから、薄く仕上げるのは当然です。方向が逆なのは、もちろん負荷が掛っても(その薄いスタンドを)折れないように考えた結果ですね。スタンド用途としてなら全然OKですが、日本市場ではここを持って振り回したり、スタンドのばねでコイントスしたりする人が多い?から大変かも。サムスンはすべての端子をカバーするというポリシーを徹底していますが、このスタンドはある意味突起物ですから、顔に密着する携帯にこれを付けるのは、もしかしたら社内でも議論があったかもしれませんね。(試作機なので、製品版とは違いがあるかも知れません)

 以上、裏事情でした(笑)


2009.12.1 BlackBerry, Palm, Phone, Windows Mobile


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