KindleとAmazonとUpNext HD Maps
地図アプリは使用頻度がかなり高く、よく迷子になる私には必須のアプリですが、久しぶりに会社に持ってきたこのKindle FireにはGPSがありませんし、地図アプリなんぞは使ったことがありません。そもそもタブレットを外に持ち出すことは私には無いのですよ。枕の横にこれとセットで寝落ち用huluビューワーとして使っています。
AmazonがUpNextというマップアプリ開発会社を買収したそうで、今後出てくるKindle Fire2はGPSも積んでくるんじゃないか、と噂が飛び交っているようです。Nexus 7が199ドル、NOOK Colorが169ドル、Kindle Fire 2も同じような価格なんでしょうけど、カラータブレットが16000円程度なら、スマートフォンも8000円ぐらいで売って欲しいなと思う今日この頃です。置き薬商法というか、商品やサービスを買わせるためのカタログですから、DMチラシみたいに端末を送られてポストが一杯になるような時代が来たりしてね?
話が横にそれまくりましたが、UpNext HD Mapsを、そのhuluビューワーにインストールして、Galaxy Tab 7.7のGoogle Erathと比較してみました。
※このUpNext HD Mapsですが、日本からはダウンロードできませんので、ごにょごにょしていただく必要があります。Kindle FireからはAmazon App Storeから普通にダウンロードできました。
現在のところ、対応しているのは合衆国のみ、それに加えてテクスチャーマッピングを施された3Dマップが表示できるのは22都市のみのようです。また、Wi-Fi環境でも、すべてのビルが表示されるまで時間が掛かります。制限ばっかりでして…
よく似たアプリのGoogle Earthは登録されてさえいれば、ある程度正確な建物が描画されますが、UpNextはこんな感じ。4枚目の写真のように、UpNextにはイチローなんていませんので、一度は行ってみたいあの都市バーチャルツアー的な乗りは一切ございません。
できるだけ、同じような角度に合わせて並べてみました。大きな方がGalaxy Tab 7.7+Google Earth、小さい方がKindle Fire+UpNextです。
地面に降りてみた。右のビルはエンパイアステートビルの1階のはずですが、ちょっとがっかりですね。
検索結果が出たら、フラグをタップするか、矢印をタップすれば、順々に移動しながらお店を紹介してくれます。でも、せっかくの3Dマップなので、お店がビルの何階にあるのかも表示して欲しかったですw ビルの50階にあるとんかつ屋と、1階にあるヒレカツ屋じゃ、到着時間に差が出ますよね。
表示されるまでかなりのデータをダウンロードするようで、3G環境じゃ使い物にならないでしょう。一旦読み込めば、サクサク動いてくれますし、回転・ズームも速いのは良いのですが、Kindle FireはGPSが無いせいか、ナビが使えないのはつらいですね。
それでも、今後Amazonの強力なバックボーンを得たUpNextがどのように成長 or 変化していくのかちょっと楽しみです。
しかし、7.7は軽くて早くていいねー。ベストタブレットかもしんない。
2012.07.6 Kindle Fire
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